WEBディレクターの採用

困っているのは応募者だけじゃない!企業側から見るWEBディレクター採用の難しさ

2016年5月6日

企業側からすると、WEBディレクターとして採用することが難しくなってきています。
まず、WEB業界は参入障壁が大変低い業界で、テキストエディタと画像加工ソフトなどがあれば簡単にWEBサイトは作れます。
更に、大学などの高等教育などの場所でもWEBデザイン技術の教育が普及しているので、新卒でも技術力を持っている人が増えており、採用される人数も増えています。
これは昔と比べるとかなり違っていて、スキルさえあれば紙媒体のデザイナーでもWEBディレクターとして働けたり、デザイナーがWEBディレクターになったりとキャリアチェンジが可能となっており、ディレクターとしての採用枠が埋まっていってしまうことを意味しています。

また、企業が採用に慎重になる理由として、この業界の価格下落が関係しています。
制作する価格が下がっていけば、制作会社が利益を上げるためにはWEBディレクターなどの労働者に支払う給料を下げるか、または納品する商品のコスパを上げるしかありません。
労働者が増えれば増えるほど人件費がかさみますから、その点でも採用には慎重になっていると言えるでしょう。
そして多くの場合、低い賃金形態では労働時間を長くすることでそれを補うことになり、労働時間が長くなると徹夜などの長時間の労働をすることになってきます。
低賃金な上に過重な労働、少ない採用枠で難しい就職となってくると、子供がいたり福利厚生が充実している会社に勤務した人だと、転職するのもためらう事もあります。

そしてもうひとつ、WEBディレクターはその業績や能力を公にするのが難しいことも採用の難しさに関係しています。
デザイナーだとポートフォリオなどがありますが、WEBディレクターは自分の業績などを示す機会が少ないのです。
例えば、開発案件での設計やデザイン・進行管理などの業務は外部に形にして出すことが難しく、どの程度の成果を上げているのかの説明すら難しいです。
目に見える成果を形として示すのが難しいため、そのことで採用を判断する企業側にとっても採用する判断が付きにくくなっています。

採用されるWEBディレクターに求められる素質

WEBディレクターとは、さまざまな担当者をまとめ上げてWEBサイトを制作する、いわば監督者・管理者と言えます。具体的にはWEBデザイナーやプログラマーなどの作業を指示・管理し、顧客の要望にかなったWEBサイトを作成するのが主な業務となります。
採用者がWEBディレクターに求める素質については、顧客が求めるWEBサイトと、現場の能力や進行レベルと重ね合わせながら、高いレベルでのサイト作成を受注できる能力が求められます。

まず、スケジュール管理能力は必須と言えます。納期をしっかりと守りつつ、自社の各担当者の進捗度と能力をしっかりと把握し、顧客が満足できるサイトを作成するための状況把握力も要求されます。
また、WEBサイトの作成は複数の顧客の受注を同時進行で行うことが多いため、全体を俯瞰しながら個々の進行度を把握する力も要求されます。
そのためにはプランニングはもちろん、デザインやプログラミング等の一般的な基礎知識を備えている人の方が採用される可能性は高いと言えます。

ディレクターは現場監督的な立場ですので、基礎知識があればどのような人材を配置するのが妥当かということが自ずとわかってきます。
専門的な知識があればなお良いですが、そうした部分はより専門力の強い技術者に業務を割り振れば済みます。そのため、常に意思疎通ができるコミュニケーション能力がより要求される点も、採用されるWEBディレクターに求められる素質と言うことが出来ます。

さらに、基本的には顧客の要望に応えることがディレクターの主な業務ですが、自身のチームの能力をしっかりと把握していれば、より良い提案を顧客に行うことが出来ます。
そのため、常に正確な状況を分析できる力を有することが採用には非常に重要となります。

WEBディレクターの採用基準は自分の目標値にしよう

採用されるWEBディレクターになるために必要な素質や能力を纏めましたが、正直このレベルをすべて満たす方は現役のWEBディレクターにしかいないでしょう。
WEBディレクターになりたいと考えるのであれば「これらの能力を身に付けよう」という目標値として据えるのが良いでしょう。
弊社では他のWEBディレクター職と違い、基本的には顧客と直接打ち合わせることは殆どありません。前項までの紹介でここがネックになった方も多いでしょう、しかしそこは安心してご応募ください。

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