WEBディレクターの資格

WEBディレクターには資格が必要?資格の種類とその試験内容

2016年4月5日
WEBディレクターの資格ってどんな資格?

インターネットが社会の隅々にまで浸透して、ビジネスでも家庭生活でもネットを抜きにしては物事が前に進まない、というのが現状です。
大半の企業は販売促進や広報のために自社のサイトを立ち上げています。業態によってはWEBでの販売が売上の大半を占めている、という会社もあるほどです。
WEBの存在は、ここまで重要なものになってきています。

企業にとっては、他社とは違ったサイトを作って顧客にアピールすることが、生き残り戦略の上でも非常に大切になってきました。多くの企業では、より完成度の高いサイトを作るべく腐心しているところが多いです。

そんな中、WEBディレクターの存在が極めて重要なものとして脚光を浴びています。ディレクター職を目指している人も昔に比べて目立って増えてきました。

WEBディレクターになるには絶対に資格が必要、というわけではありません。
ただ、WEBに関連した資格を持っていることで自分の能力をアピールすることができますので、そういった意味では資格を持っていることは説得力を持つことに繋がります。

WEBディレクターに関係する資格には、いろんな種類があります。
国家検定であるウェブデザイン技能検定という資格には学科試験と実技試験があります。
こちらは、関連国際標準規格等に基づいて、WEBデザインに関する知識や技能、実務能力等が試されるものです。

また、WEBディレクター試験も広く知られています。
これは、ディレクション業務を個人の経験や判断に委ねるのではなく、特定の規格や仕様のもとで制作管理が行うとの趣旨で生まれたものです。
他にも、ネットマーケティング検定、WEBアナリスト検定、HTML5プロフェッショナル認定試験など、各種の資格検定があります。

WEBディレクター試験ってどういう資格?試験内容は?

情報化が進む現代社会のトレンドの一つがWEBの活用であり、現代ビジネスを語る上ではそこに着目することが不可欠となってきています。
インターネットを誰もが使用することになり、情報検索、商品やサービスの購入、連絡などの様々な目的で日常的な利用が行われています。
そのため、WEBを用いたマーケティングというのはどの企業でも考慮することとなっており、その際には開発を行う必要が生じます。

開発の取りまとめ役として活躍するのがWEBディレクターであり、ディレクターとして必要とされるディレクション業務の能力や個々の構成員の行う仕事についての理解があることを問うのがWEBディレクター試験です。
WEB開発を必要としている企業においては、その中心となっていく人材として活躍できることを示せる資格です。
WEB制作を主な業務とする企業に就職や転職をする場合には資格を持っていることによって有利に内定に向かっていくことができるようになります。

WEBディレクター試験はCBT方式で行われる65問90分の試験であり、試験範囲として公式のテキストが定められています。また、合格基準は70%以上の正答率と定められています。
試験内容としてはインターネットビジネスの基礎や集客を目指したマーケティングについての知識、ディレクターとしてマネジメントを行うための基本事項の理解、サイトの企画や設計についてが問われることになります。
WEB技術の進展が著しいこともあり、その資格の有効期間は2年間として定められているため、資格を保持し続けるためには常に最新のディレクション業務についての理解を深めていることが不可欠になります。

WEBディレクターの資格は入社後でも取得可能

WEBディレクターは幅広い仕事を行うため、その内容に応じて様々な資格の種類があります。「この資格を持っておけば大丈夫」というものはなく、各分野のプロフェッショナルであった方がもちろん良いでしょう。
しかし、実際には資格をもっていなければWEBディレクターになれないわけではありません。現職で働いているディレクターの中にも前述したような資格を持っていない人はたくさんいます。
未経験者の場合、資格があった方が自己アピールにも繋がりますし、試験勉強の過程である程度の知識が身につくのでお勧めです。

弊社のWEBディレクターを例に挙げると、半数以上が未経験で資格も一切もっていない状態で入社しています。
知識・経験がなくてもある程度WEB環境に慣れていることとやる気・吸収力などを評価して採用させて頂いてます。
また、弊社では資格を取得したい方向けの支援制度を設けており、既に何名かの社員がWEB関連の資格を有しています。
働きながら新しいことを吸収していきたいとお考えの方は是非ご応募ください。

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