プログラマーの年収

プログラマーの年収はどのくらい?給料が安くてキツイ仕事と言われるその実態

2016年4月1日
プログラマーの年収はいくら?

正社員プログラマーの平均年収は、400万円前後(ボーナス込み)と言われています。月給が20~25万円くらいなので、ハードな仕事の割には年収が安いと感じるかもしれません。
一方、アルバイトや派遣社員は平均時給1500~2000円くらいなので、一般事務の仕事などと比べると高いです。ただ、他のIT関連の仕事と比較するとあまり高くありません。それでも専門職なので、安定した収入(年収)が得られると言えます。

経験を積んでスキルアップすれば、他のIT職にスキルアップすることも出来ます。プログラマーからのスキルアップで多いのがSE(システムエンジニア)です。プログラマーはSEの設計書にそってプログラムを書く仕事で、全体のシステムの設計、構築、運用、を任されます。
また、SEとして働きながらプログラミングをしている人も少なくありません。
プログラマーの平均年齢は男女ともに29~30歳が平均で、男性だけではなく女性も活躍している業界です。ただし激務になるので、家庭と仕事を両立させるというのは難しいようです。

プログラマーに向いているのは、デスクワークを厭わない粘り強さ、自分から学ぼうとする積極的な性格、SEなど他者から求められていることを把握できるコミュニケーション能力、を持ち合わせている人です。

年収が破格というわけではない仕事ですが、専門的な知識が必要なだけに安定した収入が見込めます。未経験可としている企業もあるので、そこでアルバイトで働いてスキルを身につけても良いでしょう。

最後に言っておきたいのは、プログラマーの生活は年収がどれだけ良くても不規則になりやすいということです。徹夜でプログラミングをすることもあり、会社に泊りがけという事態も勤務する会社によっては発生します。
好きな人にとってはやり甲斐がありますが、生半可な気持ちでは続けられない可能性があります。

アメリカのプログラマーは年収が高い

アメリカのエンジニア職は、日本よりも評価が高いと言われています。
プログラマーも技術者なのでエンジニア職のひとつです。
日本のエンジニア職の平均年収は598万円で、さらに詳しく見ると男性は615万円、女性は499万円、となっています。企業格差もあり、従業員1000人以上だと754万円、100~999人で539万円、10~99人で459万円、が平均年収になっています。
注目したいのは、男女間で26万円も開きがあるということです。

肝心のプログラマーですが、平均年収448万円とエンジニア職全体の平均よりも低くなっています。これより高いのは社内SE(システムエンジニア)で、平均年収549万円となっています。
一方、アメリカのエンジニア職の平均年収は750万円です。日本のエンジニア職と比べると250万円以上の開きがあります。

なぜこんなに差があるのかというと、日本はエンジニアの評価が低く、アメリカは高いからです。

日本ではプログラマーなどのエンジニアに対する理解が薄く、単純労働者として認識してしまうため、専門職でありながら評価が低くなっています。ソフトウェアの開発をフィードバックする人々が、プログラマーたちの仕事の内容を理解できていないのが原因です。
また、アメリカは昔から「プログラミングはサービスを生み出すツール」という考えが根付いていました。それに対して日本はシステムインテグレーター(SIer)がIT業界のトップという意識が根強いため、ソフトウェアは外注で安く済ませるというコスト削減目的くらいにしか考えていません。
コスト削減ということは安さ第一ということで、プログラマーも含めたエンジニア達の給料が安くなってしまうということです。

プログラマーの年収の低さを気にするより、まずは応募を

日本でのプログラマーの年収の低さを嘆いていても、就職活動にはまったく意味はありません。
嘆くよりも、より業績が良く、自分に適した職場環境で長く務めることを考えましょう。業績が良い企業に長く勤めれば、それだけでも何度もの昇給・ボーナスがあるかもしれません。

弊社では、勤務態度や仕事への取り組み方、またはそれにより出た成果により昇給やボーナスの支給をしています。
また、特別な理由がない限り徹夜での勤務や会社への泊まり込みなどは発生しません。現在仕事をしているプログラマーも多少残業することはありますが必ずある程度の時間で帰宅しています。
安いキツいというイメージが強いプログラマーですが、弊社へのご応募の際にはその点は不安に思うことなくご応募ください。

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