プログラマーの資格
プログラマーに資格は必要?就職活動を有利に進める、おすすめの資格

プログラマーは毎日変化するWEBサービスに対応するので、専門用語や開発に関する知識は経験とともに培われていきます。よってプログラマーになるために不可欠な資格はなく、民間資格を保有しなくても活躍できる場所はあります。
ただしプログラマーに関わる資格はその人の知識の高さを物語るので、持っていて損はないです。
国家資格にはIPA基本情報処理技能者試験があります。これは「情報処理の促進に関する法律」に基づいてIPAが運営しています。情報処理の基礎を把握しており、知識と技術が一定の能力以上であるか問われます。試験は1年に2回、春と秋に行われます。
この試験をさらに高めたものがIPA応用情報処理技術者試験です。技術にとどまらず、管理から経営までを自分で対応できるか評価されます。
ある程度経験を積んだプログラマーが対象なので、専門的な知識が必要です。
「Oracle Certified Java Programmer」は、Javaの認定するプログラマー向けの資格です。ゴールドとシルバー、ブロンズの3つの評価があり、試験対策に有効な研修も行われています。
ブロンズとシルバーは誰でも受けることができますが、ゴールドはシルバーに合格していることが前提です。
PHP技術者認定試験は、初級・上級、ウィザードの3段階です。合格すれば雇用の機会が増えて、所属する会社もビジネスが上手く行くことを目的に行われます。
Rubyベースでシステム開発をできるほどの知識や技術があるかは、Ruby技術者認定試験で判断することができます。Ruby技術者として公正に評価されたい人におすすめです。2種類の試験がありますが、さらに上級者向けの試験を製作する案も出ています。
おすすめのプログラマー資格は?
プログラマーとして転職したり活躍するために何よりも必要なものは、実務で発揮できるプログラミング能力とプロジェクトを完遂させた経験です。
しかし、プログラマーとして働いた実績が無かったり、その成果が表に出にくい業務だった場合は実力を示すことが難しくなります。
そこで役立つのが、プログラミング関係の資格です。
プログラミング関係の資格を持っておくと実力のアピールが出来ることになり、採用側も志願者が一定の水準以上プログラミング能力を持っていると判断できるのです。
プログラマーにおすすめの資格としてまず挙げられるのが、「Oracle Certified Java Programmer」です。
プログラミング言語の一つであるJavaを扱う能力を測るもので、現在主流となっている言語であるJavaを使ったアプリケーションの作成能力を証明できるのです。Javaが必要とされる職場でなくとも、オブジェクト指向プログラミングについての理解を裏付ける資格として有効であり非常におすすめです。
ブロンズとシルバー、そしてゴールドという段階があり、ゴールドはシルバーを取得していなければ受験することが出来ません。まずはシルバーの合格を目指しましょう。
また、プログラマーに限らずIT業界で仕事をする人ならば取得していて当然と認識されている資格が「IPA基本情報処理技術者試験」です。
システムの設計や開発、さらには運用についての知識が問われ、この試験に合格できないようでは今後の成功はおぼつかないと言えます。上級資格に「IPA応用情報処理技術者試験」があり、さらにその上に専門知識が要求される各種専門試験があります。
プログラマーにとって、資格は必須と言えるものではありません。しかし、資格を取得することで自らの能力を客観的に示すことが可能になるので就職活動を始める前に取得しておくこともおすすめです。
プログラマーの資格保有の有無と選考
プログラマーにおすすめの資格をご紹介しました。
就職活動をするにあたり、必ずしもプログラマー関連資格を持っていなければならないというわけではありませんが、資格を持っていることは確実にプラスになるでしょう。
「プログラマーとしてこういう努力をしてきたんだ」という証明にもなりますので、面接の際には自分の仕事への姿勢と共に積極的にアピールすべきでしょう。
弊社では、資格の保有有無は特に選考の対象とはしていません。
資格を持っていればプラスの評価にはなりえますが、持っていなかったからと言ってそこにマイナスの評価をつけることはありませんのでご安心ください。
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